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清水大輔 最新刊&吹奏楽人気作5選

清水大輔 最新刊&吹奏楽&アンサンブル人気作5選


夢を追いかける人を勇気づける音楽

8月生まれたる所以か、清水作品は抜けるような空の青や、キラキラした海の輝きを感じさせる作品が多いように感じます。

そしてなにより、すべての作品に夢を追いかける人の背中を後押しするような力強さがあります。

清水氏が敬愛してやまないジョン・ウィリアムズを彷彿とさせるハリウッドの映画音楽のような輝かしい響きと厳かさを併せ持ち、壮大な世界観を作り上げています。

吹奏楽・アンサンブル作品の最新刊からまずはご紹介しましょう。

目次

きっと答えは見つかる|清水大輔

2008年明治大学応援団吹奏楽部委嘱作。

同年に若くして亡くなられた清水氏の恩人、富永啓之氏のために何か残せないかとの思いから作曲されました。

静かなDesの音から曲は始まり何かを問いかけるようなAlto SaxophoneのSolo、そして荘厳なコラールへ・・・フィナーレでは今まで登場した旋律が天に浮かんでゆくように登場し、徐々に静かになり曲は消え入るように幕を閉じます。

哀しみの中にも明るい光を感じさせるドラマティックな1曲

きっと答えは見つかる

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)

  • 編成: 吹奏楽中編成
  • グレード: 3+
  • 演奏時間: 8分30秒
  • FMP-0078 フォスターミュージック


アイム・ソー・ハッピー!|清水大輔

清水氏の大学の先輩にあたるサクソフォン奏者の河西麻希さんからの委嘱で、ハッピーマッキー☆SAXカルテット10周年記念のために書き下ろされた作品です。

とにかく幸せで楽しい気持ちになれるような曲を目指したというこの曲。冒頭で登場するシンプルな旋律を軸に曲はいろいろな表情を見せながら進みます。それはまるでおもちゃ箱をひっくり返したように。

「ハッピー」とはいえ、サックス奏者にとっては複雑なリズムが絡み合うなかなか手強い作品なのですが、攻略したときの快感は格別ではないかと思います。ぜひチャレンジしてみてください。

アイム・ソー・ハッピー!

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)

  • 編成: サクソフォン4重奏(S.Sax. / A.Sax. / T.Sax. / B.Sax. )
  • 演奏時間: 5分40秒
  • FME-0459 フォスターミュージック
  • 収録:アイム・ソー・ハッピー


アストロラーベ|清水大輔

2010年川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団の委嘱作品。同年12月23日に開催された第42回定期演奏会にて初演されました。また、2012年に開催された第15回「響宴」にて再演され、好評を博しました。

『アストロラーベ』とは古代の天文学者や占星術者が用いた天体観測用の機器のこと。ただ、この作品はアストロラーベ自体を題材にしたのではなく、その小さな機器から宇宙の測定が出来るように、室内楽的な楽想を大編成の吹奏楽で演奏するという試みからこのタイトルにした、とのことです。

60年代後半から70年代のロックやポップスにインスパイアされ、作者が作り上げた架空ロックバンドにこんなナンバーがあったら・・・、妄想的発想も含まれています。

『言葉』として伝えるのがとても難しい作品と、自身も語っていますが、少しでも作者の夢の世界を楽しんでいただけたらと思います。

アストロラーベ

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)


15分の名声~アンディ・ウォーホルのための音楽|清水大輔

2012年松戸市立松戸第四中学校委嘱作品。

ポップアートの旗手であるアンディ・ウォーホル(1928 1987)が語った『未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう。』という言葉の神秘性、そして全日本吹奏楽コンクールの規定(入り捌け含め15分)に引っ掛けて名付けられました。

曲はポップ、ロック、ジャズなどをふんだんに盛り込んだ急緩急の構成。フリーテンポによって始まり不協和音が段々と盛り上がり、そのパワーが一気に爆発しティンパニの強烈なモチーフにより音楽は進み始めます。

アンディ・ウォーホルのヴィヴィットな色彩の世界を音楽で楽しんで。

15分の名声~アンディ・ウォーホルのための音楽

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)

ジャスパー~夢へのナビゲーター!|清水大輔

ニュー・ウィンド・レパートリー2010のために書き下ろされました。

夢を叶えるために必要な勇気、希望を与えてくれるという天然石、ジャスパー。

この作品も、そんな力を演奏者、聴衆に与えられる曲になってくれたら、との願いが込められています。

曲はシンプルな3部形式(A-B-A)で書かれており、テーマは70年代後半から80年代あたりの映画音楽をイメージした、全体的に華やかな構成になっています。

初演の「ニュー・ウィンド・レパートリー2010」と「コンクール自由曲ベストアルバム12」ではまたは違った雰囲気となっています。2つの演奏の違いも楽しみながらお聞きください。

ジャスパー~夢へのナビゲーター!

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)


はじまりの場所|清水大輔

2018年海上自衛隊佐世保地方隊創設65周年記念作品として委嘱され、同年4月に海上自衛隊佐世保音楽隊によって初演。

これから始まる演奏会に寄せる期待、想像を演出できるような作品を目指して作曲しました。

繰り返されるドラムマーチで奏者の入場を演出し、指揮者の合図とともに煌びやかなファンファーレではじまります。

ユージーン M.コーポロン(ノーステキサス大学教授)氏からも「コンサートのオープナーとして完璧な作品」とも評され、祝典、祭典や演奏会のオープニングを飾る楽曲として特にオススメの1曲です。

こちらのインタビュー記事もお楽しみください。< /p>

はじまりの場所

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)

  • 編成: 吹奏楽小編成
  • グレード: 3
  • 演奏時間: 4分30秒
  • FMP-0073 フォスターミュージック

シー・オブ・ウィズダム~知恵を持つ海|清水大輔

2007年和歌山県岩出第二中学校の委嘱作品。

「海」を題材にしてほしいとの要望から、実際に和歌山の海を実際に見て特に印象に残った《白浜海岸》と《三段壁(さんだんべき)》をイメージし、さらに清水氏の思い描く海の情景を織り交ぜて書かれた作品で、冒頭のクラリネットのマウスピースを使ったカモメの鳴き声も印象的な1曲です。

フォスターミュージックの創業年である2008年の出版で、今でも1番人気のロングセラー作。

美しく壮大な和歌山の海の風景を感じ取って頂けたら幸いです。

シー・オブ・ウィズダム~知恵を持つ海

作曲:清水大輔 (Daisuke Shimizu)

清水氏が敬愛してやまないジョン・ウィリアムズ氏が作り上げる壮大な映画音楽を彷彿とさせる、輝かしい響きと厳かさを併せ持った清水大輔の吹奏楽の世界を、ぜひお楽しみください。

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