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鈴木英史 コンクール自由曲おすすめセレクション

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2018年全日本吹奏楽コンクールで演奏された人気作曲家の一人である鈴木英史(すずき えいじ)氏。鈴木氏の楽曲の特徴は、人数や編成に柔軟に対応できる曲が多いこと。
音楽や楽器に関する豊富な知識と、実際に中学・高校の現場で学んだという感覚、原曲の魅力を活かす吹奏楽アレンジ。それらの要素を綿密に練られて生まれた楽曲は、どれも豊かなサウンドを響かせてくれます。

今回は、吹奏楽コンクール自由曲のほか、アンサンブルやマーチングバンドにもおすすめの楽曲を紹介します。

鈴木英史 おすすめ楽曲5作品 (試聴あり)

「自由の鐘は空に渡る」〜吹奏楽のための序曲

小編成(28人〜※)
2004年の発表以来、人気が高いこの楽曲。コンクール自由曲で聴いたり演奏した方も多いのでは?
2019年、待望の小編成版が完成しました。
チャイムと力強い金管の音色に、胸が高鳴るオープニング。明るく清々しい曲調は、澄み渡った大空の情景が目に浮かんでくるようです。金管パート、木管パート、パーカッションが呼応しあう美しいメロディーラインを、鐘の音のようにホールに響かせましょう!
※編成は各楽器最大2パート、20人以下でも演奏可。

「自由の鐘は空に渡る」〜吹奏楽のための序曲

作曲: 鈴木英史 (Eiji Suzuki)

「中世・ルネサンス組曲」 さまざまな編成のバンド、アンサンブルのための

小編成(26人〜)
伝統的な西洋音楽の基本を体得してほしいという願いが込められた曲集で、第4楽章まで発表されています(2019年3月現在)。
少ない楽器や人数でも演奏できる工夫(4声体+和音)が施されているので、吹奏楽コンクールのみならず、アンサンブルコンテスト用楽譜としてもおすすめです。
タイトルにもある中世・ルネサンス期のヨーロッパをイメージしながら、自分たちらしい演奏を目指しましょう。
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ハンズ・アクロス・ザ・シー(アメリカン・ドリームス)

中編成(39人〜)
2017年全日本吹奏楽連盟マーチングコンテスト出場校の委嘱作品として作曲されたナンバー。吹奏楽/マーチングどちらにも対応できる楽曲です。全4楽章のうち、第2楽章はスーザ「海を越える握手」の編曲バージョン、第3楽章にはガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」をはじめとした耳馴染みのあるフレーズが織り込まれています。華やかなオープニングを飾る軽やかなファンファーレ、ジャジーなサウンドで幕が開けクライマックスにかけて盛り上がる最終楽章も含めて、全体的に明るく楽しく勢いを感じる楽曲をお探しの団体にオススメです。

ハンズ・アクロス・ザ・シー(アメリカン・ドリームス)

作曲:  鈴木英史 (Eiji Suzuki)

バレエ音楽「白鳥の湖」より第四幕第29場「終曲」

大編成(46人〜)
美しく壮大なバレエ音楽は、中〜大編成による重厚なサウンド&ハーモニーが活きるジャンルです。
「終曲」は物語のクライマックス、悪魔に騙されて仲を引き裂かれた2人が、自らの死をもって魔法を解き天へ昇るシーンを描いています。オーボエソロと伴奏を担う木管楽器のアンサンブルからはじまり、金管パートが加わりダイナミックに展開していきます。5分の中に残酷な運命に立ち向かう2人のドラマが見事に詰まった演奏効果が優れた編曲です。

バレエ音楽「白鳥の湖」より第四幕第29場「終曲」

作曲: チャイコフスキー, P (Tchaikovsky,P)
編曲: 鈴木英史 (Eiji Suzuki)

組曲「ロメオとジュリエット」

大編成(47人〜)
1938年初演のバレエ作品。この組曲では5つのシーンを吹奏楽用に編曲しています。数々の名曲が含まれていますが、特にI: モンタギュー家とキャピュレット家は「のだめカンタービレ」やソフトバンクのCMにも起用されたので「知ってる!」という人も多いはず。
互いの家の対立を表現する荒々しくエネルギッシュなパートと、2人の愛を描いた穏やかなパートの対比が実に美しく紡がれている楽曲です。

組曲「ロメオとジュリエット」

作曲: セルゲイ・プロコフィエフ (Sergei Prokofiev)
編曲: 鈴木英史 (Eiji Suzuki)

吹奏楽コンクールだけでなくアンサンブルコンテストやマーチングにも対応できるのは、部活動や団体の運営面でもうれしいポイントですよね。徹底した現場主義から生み出された数々の楽曲は“吹奏楽を楽しむ学生や指導者の皆さんへの贈り物”のようです。新たに楽器を始める新入部員も、人数が少ない小編成バンドも、鈴木氏の楽曲で吹奏楽の醍醐味と奥深さに触れてみましょう!

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