奔放的な第一楽章は「夏+風」。「Summer Breeze」とは「夏の微風」だろうか、憧憬的な印象を受ける言葉である。穏やかな記憶はいつも、ほんの少しの憧れを道連れにしているものだ。この楽章のみ、単一で演奏することが可能。
「秋+土」に依る第二楽章は、諧謔的な音型と、終着点のないコラールから成る、やや無機質な楽想。くるくると旋回して欲しい、人知れず土に落ちる枯葉のように。やがて、再生の時が来るだろう。
第三楽章は「冬+水」より、涙をイメージしたもの。フリューゲルの柔らかい音塊は、東洋的な音の拡がりを目指したものであり、その中に、トランペットが固有に持つ歌を響かせたかった。感情の昇華を一義に置いて作曲された楽章。涙を知っているから、人は哀しみが感じられるのだと思う。
狂乱的で、何一つ調和的なものが感じられない季節…第四楽章は「春+火」より、桜が連想された。咲いているなどと云う形容では、その本質に遠く及ばない。桜は燃えている。命の短さに懸ける、その狂気性こそが、とても美しい。(井澗昌樹)
I - Summer Breeze
II - Autum Circle
III - Winter Tears
IV - Spring Madness
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