①《わらのなかの七面烏》:日本ではフォークダンスの定番 《オクラホマミクサー》(実はこれは曲名ではなくダンスの名)に使用される曲として知られています。アメリカでは19世紀前半から盛んに歌われるようになったようです。この編曲では旋律がパート間で受け継がれながら、調を変えて2回繰り返されます。
②《峠のわが家》:民謡として認知されている旋律ですが、実は作詞・作曲者がいます。歌詞はブリュースター・M.ヒグリーというカンザス州の詩人で、1873年に発表されたその詩にヒグリーの友人ダニエル・E.ケリーが曲を付けました。カンザス州は1947年6月にこの曲を公式に州歌と定めています。最初の場面はパート4を担当する任意の楽器のソロとなっています。バンドの規模と編成によっては、ソロ以外のパートも人数を減らしたほうがよいかもしれません。
③《ゆかいな牧場》:伝承童謡(マザー・グース)のひとつで、オリジナルのタイトルは〈マクドナルドじいさんの牧場〉。さまざまな替え歌で親しまれています。ここでは遠くから近づき、また遠ざかっていく行進曲をイメージしました。パート5のソロは、途中で楽器を替えても面白いと思います。
④《赤い河の谷間》:去って行く恋人を慕う女性の歌。「赤い河」とは、ミシシッピー河の支流で、テキサスとオクラホマの州境を流れる河だそうです。パート1のソロ(任意の楽器)を他のパートが静かに支え、その背景にはまだ行進曲のリズムがかすかに聴こえます。
⑤《リパブリック賛歌》:これも替え歌で親しまれていますね。本来は南北戦争における北軍の行進曲でした。遠ざかっていった行進曲が姿を変えて再び近づいてきて、クライマックスを迎えます。
「さまざまな編成で6人から演奏できる」このスタイルの楽譜は、もうおなじみですね?バンド全体が打楽器を含めた6つのパートに分かれ、それぞれのパートは指定された楽器を自由に選び、組み合わせて演奏することができます。各バンドの人数や編成に応じて楽器の組み合わせを工夫し、オリジナル・サウンドを創ってみましょう。常に全部の楽器で演奏する必要はなく、適宜楽器を減らしたり、特定の楽器のソロの場面を作るなどして、サウンドに変化をつけてみることをおすすめします。(後藤 洋)
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