堀越高等学校吹奏楽団委嘱作品。同団の元顧問兼指揮者である吉澤隆教諭は作曲者である 八木澤教司氏がデビューした当時から親交を深めてきた。当作品は八木澤氏への委嘱シリ ーズ第3作目にあたり、130曲を越える吹奏楽曲を書いてきた作曲者には数少ない和を テーマした作品を依頼した(委嘱シリーズの「サグラダファミリアの鐘」は国際的に人気 のある作品である)。それは吉澤教諭が日本人の魂や歴史を音楽で海外に発信してほしい という願いがあったからだ。
テーマは日本の"武士道"。それは時代によって変遷し、そして脈々と受け継がれてきた 大和魂のことである。時にはそれは"もののふ(MO-NO-NO-U)"と呼ばれ、こ の精神を乱世の世で体現した重要な人物が土方歳三である。彼は武士の最後の時代に武士 道を真に発揮させた信念の男であり、命を懸け時代に逆らってもその精神を貫いた。この 作品には武士道、そして歳三の熱い生き様が反映されている。
尚、作品には和太鼓や竹といった日本独特の楽器が使用されているが、作曲者は海外のバ ンドでも幅広く演奏できるよう代替楽器を指定している。
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兵庫県西宮市在住。武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなる。
2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ抜擢された。その他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では「輝きの海へ」が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に亘る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。
合唱曲として手がけた「あすという日が」は、希望の歌、東日本大震災復興シンボル曲と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞 作・編曲部門(2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。
2020年度より関東から関西に拠点を移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・音楽理論・吹奏楽の指導にあたる。
Satoshi Yagisawa chose as the theme of this work the subject of Bushido, the fundamental Japanese code of samurai chivalry, and depicts the life of a heroic and passionate samurai knight of the 19th century. The Japanesesounding mood can be furtherenhanced by the optional use of Japanese instruments such as drums and bamboo pipes.
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