新美南吉 作。絵本は黒井健作画の絵本が美しいタッチでおすすめです。2013年に四日市・風の谷ウィンドアンサンブルの委嘱により作曲しました。
2013年に新美南吉の生誕100年を迎えると言う事でこの作品になりました。曲調はペンタトニック(ヨナヌキ音階)を使った日本調の曲で、子ぎつねをイメージしたので軽く柔らかいサウンドになった気がします。「文は最終的に何が言いたいのか?」など人によっては物議を醸し出す作品ですが、自分的には、子守歌の部分に集約されているように「きつねも人間も親子の愛は変わりませんよ」と言っている様な気がします。お母さんが急に恋しくなり、お母さんの元に駆けて行く場面は、小学生から大学生になるまで飼っていた柴犬が、名前を呼ぶと自分の元へ走り寄って来る思い出と共に作りました。ナレーションの岩崎さんの「少々色気のあるお母さん」の語り口が面白い作品に仕上がりました。
※CD音源につきましては収録時間の都合上、カット音源となっております。
<カット箇所>
・26, 27小節目
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