また、4声があれば曲が成立するので、小編成用としてだけでなく、アンサンブル用としても使う事が出来ます。その際にどんな編成に編曲しても許諾は不要です。また曲中のいくつかのソロ的パッセージ(Picc.クラセクション等)も、他の全ての楽器に変更可能です。その意味で、バロック時代の楽器編成が指定されていない作品の伝統を乗っ取った形とも言えましょう。
今回は、作者不詳の「ディンディリン・ディンディリン」を含む、4つの旋律を用いました。クロード・ジェルヴェーズ「ブランル」はI,IIとありますが、元は別々の曲。各々短い旋律なので、1曲としてつなげて演奏出来るように構成しています。曲順等は演奏に応じて、自由に組む事が出来、繰り返しの使用も可能。「ブランル」Iを組曲の冒頭と最後に据える、ということも問題なく可能です。ジョスカン・デ・プレ「千々の悲しみ」は私の旧作「信長 ルネサンスの光芒」でも用いた旋律で、その一部分を取り出し再構成したものです。
また、今後少しづつ曲を増やし、曲集とする予定です。(鈴木英史)
1. ディリンディリン (作者不詳)
2. 千々の悲しみ (ジョスカン・デ・プレ)
3. ブランルI (クロード・ジェルヴェーズ)
4. ブランルII (クロード・ジェルヴェーズ)
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