新田幹男との熱演、更なる飛躍を見せた土気シビック待望の13作目
土気シビックウインドオーケストラ待望の13枚目は、新旧楽曲を通じ吹奏楽の可能性を追求されたアルバム。
あまり知られていない爽やかなスミスのマーチに始まり、今もなお人気が絶えることのない「ディスコ・キッド」、樽屋雅徳の美しいメロディーと躍動感溢れる新作に注目です。さらには幅広い表現力と鮮烈なサウンドで、約半世紀前の作品「メキシコの祭り」を鮮やかに蘇らせました。
今回のゲストはNHK交響楽団首席トロンボーン奏者の新田幹男。日本初録音となるエワイゼンの「ヴィジョンズ・オブ・ライト」を、突出した技術はもちろん、歌心に満ちた演奏で披露しています。
通算13枚目、進化し続ける土気シビックの確かな足跡がここに刻まれています。
●ゲスト:新田幹男 (Mikio Nitta - trombone)
●収録:2009年2月7,8日 東金文化会館にて
収録曲
Symphonic March on a English Hymn Tune (Claude Smith)
[03:58]
Festie Overture (Dmitri Shostakovich)
[06:12] / G.4
Disco Kid (Osamu Shoji)
[03:41]
Visions of Light A Concert for Tenor Trombone and Wind Ensamble: I. Monolith-the Face of Half Dome (Eric Ewazen)
[09:09]
(新田幹男(Trombone))
Visions of Light A Concert for Tenor Trombone and Wind Ensamble: II. Moonrise-Hernandez, New Mexico (Eric Ewazen)
[09:14]
Visions of Light A Concert for Tenor Trombone and Wind Ensamble:III. Thunderclouds(White Mountain Range) (Eric Ewazen)
[05:42]
La Fiesta Mexicana, A Mexican Fork Song Symphony for Concert Band:I. Prelude and Aztec Dance (Herbet Owen Reed)
[08:45] / G.5+
La Fiesta Mexicana, A Mexican Fork Song Symphony for Concert Band :II. Mass (Herbet Owen Reed)
[07:06] / G.5+
La Fiesta Mexicana, A Mexican Fork Song Symphony for Concert Band :III. Carnival (Herbet Owen Reed)
[06:29] / G.5+
Sinphonia Festiva for Band: I. Fanfare (Arne Running)
[02:16]
Sinphonia Festiva for Band: II. Aria (Arne Running)
[02:43]
Sinphonia Festiva for Band: III. Toccata (Arne Running)
[04:21]
The last letter from Murdoch (Masanori Taruya)
[08:37] / G.3+ / 34人〜
土気シビックウインドオーケストラ ( Toke Civic Wind Orchestra)
1988年に創設されたアマチュアの吹奏楽団(いわゆる「一般バンド」)。「全員で音楽を楽しむ」ことをモットーに、千葉市緑区土気町を拠点に千葉県内外から集まる90名程のメンバーにより活動を行っている。
1994年に加養浩幸氏を音楽監督に迎えて以降、定期演奏会、ファミリーコンサート等の定期的な自主公演のほか、地域行事への出演、全国各地への遠征公演(北海道、栃木、群馬、神奈川、石川、山梨、長野、静岡、香川、高知、福島、宮城)、吹奏楽コンクールへの参加(全国大会10回連続出場、8回金賞受賞)、オリジナルCDの制作や各種依頼による音源収録など、意欲的な活動を行っている。
CDの製作については、メンバーにとっての記念であると同時に、「アマチュアイズム追求」の結晶をより多くの方々に聴いていただきたいという想いから、年に1回のセッション録音を実施し、1997年以来毎年1枚のアルバムを発売している。
また、東日本大震災以降、これまでに福島県相馬市(2011年)、宮城県多賀城市・南三陸町(2012年)、福島県いわき市(2013年)、宮城県気仙沼市(2014年)、宮城県南三陸町・岩手県大槌町(2015年)にて遠征公演を行っている。
今後の更なる飛躍と発展を目指し、益々意欲的な活動を展開中である。 http://tcwo.jp/
指揮:加養浩幸 (Hiroyuki Kayou)
千葉県出身。東京音楽大学(トランペット専攻)卒業。トランペットを故金石幸夫氏に師事。
卒業後、千葉市立土気(とけ)中学校に着任。同校吹奏楽部を指導し、吹奏楽コンクール全国大会へと導く。また、土気シビックウインドオーケストラでは、レコーディングや演奏旅行、多くのアーティストとの共演など多くの実績を残している。
特にレコーディング分野では、新曲を中心とするCD作成に於いて、相当数のタイトルをリリースし、国内外で高い評価を受ける。また、国際交流にも積極的に参加し、文化庁文化国際交流事業に度々参加し、音楽監督として参加し好評を博す。併せて、海外への講習会にも招聘される。
現在、全国のバンドのアドバイザーとしての活動やコンクールの審査員、執筆活動や編曲活動など多くの成果を挙げている。近年はオーケストラ・合唱を指揮しての演奏会も多く、いずれも好評を博す。神奈川フィル、仙台フィル、シエナウインド、航空・海上自衛隊音楽隊との共演では意欲的なプログラムに取り組んだ。これまでに東京ミュージックメディアアーツ尚美、尚美学園大学、東京音楽大学、東海大学吹奏楽研究会で後進の指導に当たる。