商品紹介
硬派な演奏に!おもちゃのシンフォニー(交響曲)
オランダの出版社バトン・ミュージック (Baton Music)の輸入譜。オーケストラ作品を吹奏楽譜として高品質にアレンジしていることで定評がある出版社です。スコアはA3サイズのリング製本、パート譜は中とじ製本でしっかりと作られています。
おもちゃのシンフォニー(交響曲)はヨーロッパのクラシック音楽・・・とはいったものの、おもちゃや擬音楽器を使用する楽しい交響曲です。レバーを回してカタカタと音をならすラチェット(Rattle)、うずら(Quail)やカッコウ(Cuckoo)などの小鳥を模倣した擬音楽器など、好き放題に鳴らしちゃいます。
おもちゃのシンフォニー(交響曲)は作曲が二転三転している曲としても有名です。18世紀からフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの曲とされてきましたが、ハイドンっぽくない・・・とも指摘されていました。1951年、レオポルト・モーツァルトの作曲とされるカッサシオン(全7曲)がバイエルン州立図書館から発見され、その一部が『おもちゃのシンフォニー(交響曲)』と同一であったことから、レオポルトの曲として定着しました。しかし1992年、オーストラリアのチロル地方にある修道院から、神父が1785年ごろに写譜した「おもちゃのシンフォニー(交響曲)」の楽譜が発見されました。そこには、”エトムント・アンゲラーが1770年頃に作曲した”と記されていたこともあり、今日では「おもちゃのシンフォニー(交響曲)の作曲者はエトムント・アンゲラー」という説が有力なようです。
おもちゃのシンフォニー Kinder Sinfonie. Toy Symphony 作曲: フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (Franz Joseph Haydn),レオポルド・モーツァルト (Leopold Mozart)編曲: ジョス・ヴァン・デ・ブラーク (Jos van de Braak) |
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