商品紹介
CAFUAセレクションシリーズ第13弾! “優れた作品を優れた演奏で”を追求する自由曲選シリーズ、ラストアルバム!
新譜を中心に自由曲選曲の参考として、また優れた演奏を高品質でお届けし鑑賞用として、「CAFUAセレクション」と謳い過去に136曲を取り上げてきました。今作の「2016」がシリーズ最終作となります。
新譜2曲を含むお薦め外国作品4曲と、人気作曲家樽屋雅徳と福島弘和の新作。シリーズ初収録となる阿部勇一の小編成作品「千の松明」や、同じく小編成作品で「響宴」で取り上げられた松下倫士の「ラメント」、昨年の吹奏楽コンクール全国大会で文教大学が金賞受賞した天野正道の話題作「シネマ・シメリック」、鈴木英史の書き下ろしたアレンジ作品「パイナップル・ポール」等、海上自衛隊東京音楽隊の演奏で内容の濃い作品ばかりです。
吹奏楽の魅力の幅を広げる良質なシリーズ、是非お楽しみ下さい。
●指揮:加養浩幸 ([2]~[5],[7]~[12])、手塚裕之 ([1],[6])
●演奏:海上自衛隊東京音楽隊
●企画選曲:天野正道、加養浩幸、鈴木英史
CAFUAセレクション2016 吹奏楽コンクール自由曲選 「シネマ・シメリック」 演奏:海上自衛隊東京音楽隊 ( Japan Maritime Self-Defense Force Band,Tokyo.)指揮:加養浩幸 (Hiroyuki Kayo), 手塚裕之 (Hiroyuki Tezuka) |
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収録曲
Trc. | タイトル | 作編曲 | Time Grade | 試聴 |
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01 | ダンツァ・クバーナ | ロバート・シェルドン | G.4+ | |
02 | 「パイナップル・ポール」より I. オープニング・ダンス 小編成対応 | アーサー・サリヴァン / arr. チャールズ・マッケラス/吹奏楽編曲:鈴木英史 | G.4 | |
03 | 「パイナップル・ポール」より II. ジャスパーの踊り | G.4 | ||
04 | 「パイナップル・ポール」より III. ポールの踊り | G.4 | ||
05 | 千の松明(たいまつ) 音絵巻~俵藤太大百足退治伝説~ 小編成対応 | 阿部勇一 | ||
06 | セレブレーションとトリビュート 小編成対応 | ジェームス・スウェアリンジェン | G.3+ | |
07 | シネマ・シメリック | 天野正道 | ||
08 | 大空を支配する勇者たちへ | ロバート・W・スミス | G.5 | |
09 | ラメント ~旧約聖書「哀歌」に基づいて~ 小編成対応 | 松下倫士 | ||
10 | 時つ風 ~我が智謀の剣~ | 樽屋雅徳 | ||
11 | 吹奏楽の為の 祝典のための音楽 | 福島弘和 | ||
12 | 戸外のための序曲 | アーロン・コープランド | G.6 |
海上自衛隊東京音楽隊 ( Japan Maritime Self-Defense Force Band,Tokyo.)
東京音楽隊は、海上保安庁音楽隊を前身とし、昭和27年7月海上警備隊音楽隊として発足しました。その後、保安庁警備隊音楽隊、海上自衛隊音楽隊と名称を変え、昭和31年6月現在の名称となり、防衛庁長官直轄の音楽隊として正式に編成が認められました。
平成19年1月防衛省への移行により、防衛大臣直轄の音楽隊となりました。陸上自衛隊中央音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊と並び、海上自衛隊を代表するセントラルバンドとして、今上天皇即位の礼、皇太子殿下ご成婚パレードをはじめ、オリンピック、世界陸上競技会、万国博覧会等の国家的な行事に参加しています。
また北は北海道から南は沖縄まで全国各地で演奏活動を行っており、その膨大なレパートリーは行進曲、クラシック、ジャズはもとよりあらゆるジャンルにおよびます。昭和32年から始まった練習艦隊の遠洋練習航海には毎年隊員を派出しているほか、日系移民100年祭(サンフランシスコ:昭和44年)、アメリカ建国200年祭(グァム:昭和51年)、ロシア海軍300周年記念行事(ウラジオストック:平成8年)に参加、大韓民国国際観艦式世界音楽祭(釜山:平成10年)にはゲストバンドとして招かれるなど、日本国内にとどまらず国際的な演奏活動を行っております。
指揮:加養浩幸 (Hiroyuki Kayo)
千葉県出身。東京音楽大学(トランペット専攻)卒業。トランペットを故金石幸夫氏に師事。
卒業後、千葉市立土気(とけ)中学校に着任。同校吹奏楽部を指導し、吹奏楽コンクール全国大会へと導く。また、土気シビックウインドオーケストラでは、レコーディングや演奏旅行、多くのアーティストとの共演など多くの実績を残している。
特にレコーディング分野では、新曲を中心とするCD作成に於いて、相当数のタイトルをリリースし、国内外で高い評価を受ける。また、国際交流にも積極的に参加し、文化庁文化国際交流事業に度々参加し、音楽監督として参加し好評を博す。併せて、海外への講習会にも招聘される。
現在、全国のバンドのアドバイザーとしての活動やコンクールの審査員、執筆活動や編曲活動など多くの成果を挙げている。近年はオーケストラ・合唱を指揮しての演奏会も多く、いずれも好評を博す。神奈川フィル、仙台フィル、シエナウインド、航空・海上自衛隊音楽隊との共演では意欲的なプログラムに取り組んだ。これまでに東京ミュージックメディアアーツ尚美、尚美学園大学、東京音楽大学、東海大学吹奏楽研究会で後進の指導に当たる。