バーンズ3番のみでも十分にシビックサウンドを楽しめる一枚
20作目を記念したスペシャルCD
20枚のアルバムをリリースし、その中で多くの楽曲と向き合ってきたシビック。これまで吹奏楽ファンが聴きたい作品をシビックの目線で選曲し多くのファンを魅了してきましたが、今回は予てより“20枚目にはこの作品を収録すると決めていた”というバーンズの「交響曲第3番」を20作目の「記念盤」としてリリース。
華やかなサウンドや美しくも切ないメロディーが織り成すこの傑作を、ダイナミックで風格漂う今のシビックの音楽に乗せてお届けします。
●収録:2016年2月20,21日 東金文化会館にて
収録曲
Trc. | タイトル | 作編曲 | Time Grade | 試聴 |
---|---|---|---|---|
01 | 交響曲第3番:I. Lento - Allegro Ritmico Third Symphony:I. Lento - Allegro Ritmico | ジェームズ・バーンズ James Barnes | 13:39 G.5+ | |
02 | 交響曲第3番:II. Scherzo, Allegro moderato Third Symphony:II. Scherzo, Allegro moderato | ジェームズ・バーンズ James Barnes | 5:27 G.5+ | |
03 | 交響曲第3番:III. Mesto(for Natalie) Third Symphony:III. Mesto(for Natalie) | ジェームズ・バーンズ James Barnes | 12:03 G.5+ | |
04 | 交響曲第3番:IV. Finale, Allegro giocoso Third Symphony:IV. Finale, Allegro giocoso | ジェームズ・バーンズ James Barnes | 7:06 G.5+ |
土気シビックウインドオーケストラ ( Toke Civic Wind Orchestra)
1988年に創設されたアマチュアの吹奏楽団(いわゆる「一般バンド」)。「全員で音楽を楽しむ」ことをモットーに、千葉市緑区土気町を拠点に千葉県内外から集まる90名程のメンバーにより活動を行っている。
1994年に加養浩幸氏を音楽監督に迎えて以降、定期演奏会、ファミリーコンサート等の定期的な自主公演のほか、地域行事への出演、全国各地への遠征公演(北海道、栃木、群馬、神奈川、石川、山梨、長野、静岡、香川、高知、福島、宮城)、吹奏楽コンクールへの参加(全国大会10回連続出場、8回金賞受賞)、オリジナルCDの制作や各種依頼による音源収録など、意欲的な活動を行っている。
CDの製作については、メンバーにとっての記念であると同時に、「アマチュアイズム追求」の結晶をより多くの方々に聴いていただきたいという想いから、年に1回のセッション録音を実施し、1997年以来毎年1枚のアルバムを発売している。
また、東日本大震災以降、これまでに福島県相馬市(2011年)、宮城県多賀城市・南三陸町(2012年)、福島県いわき市(2013年)、宮城県気仙沼市(2014年)、宮城県南三陸町・岩手県大槌町(2015年)にて遠征公演を行っている。
今後の更なる飛躍と発展を目指し、益々意欲的な活動を展開中である。 http://tcwo.jp/
指揮:加養浩幸 (Hiroyuki Kayou)
千葉県出身。東京音楽大学(トランペット専攻)卒業。トランペットを故金石幸夫氏に師事。
卒業後、千葉市立土気(とけ)中学校に着任。同校吹奏楽部を指導し、吹奏楽コンクール全国大会へと導く。また、土気シビックウインドオーケストラでは、レコーディングや演奏旅行、多くのアーティストとの共演など多くの実績を残している。
特にレコーディング分野では、新曲を中心とするCD作成に於いて、相当数のタイトルをリリースし、国内外で高い評価を受ける。また、国際交流にも積極的に参加し、文化庁文化国際交流事業に度々参加し、音楽監督として参加し好評を博す。併せて、海外への講習会にも招聘される。
現在、全国のバンドのアドバイザーとしての活動やコンクールの審査員、執筆活動や編曲活動など多くの成果を挙げている。近年はオーケストラ・合唱を指揮しての演奏会も多く、いずれも好評を博す。神奈川フィル、仙台フィル、シエナウインド、航空・海上自衛隊音楽隊との共演では意欲的なプログラムに取り組んだ。これまでに東京ミュージックメディアアーツ尚美、尚美学園大学、東京音楽大学、東海大学吹奏楽研究会で後進の指導に当たる。