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- > [混合8重奏] クロス・セクション・ビュー・イン・リズム(金管7+打1) (三浦秀秋) Cross - Section View in Rhythm
商品紹介
スタン・ケントンは自身の楽団を紹介する曲 「This is an orchestra」 の中で 「This is a cross section view of this orchestra.」 (これはオーケストラの断面図だ)と言いました。
ラロ・シフリンはディジー・ガレスピー楽団に 「Gillespiana」 という曲を書いたのですが、その曲ではビッグバンドにおけるサックス・セクションの役割りをほぼそのままホルン、テューバが担うようオーケストレーションされ、CDで聞くかぎり演奏者も完全にそれを理解して演奏しているようでした。
私は上記2つのことにインスピレーションを受けてこの曲を作り始め、クラシックの演奏者がビッグバンド独特のイントネーションを理解するきっかけとなれば、あるいはビッグバンド、クラシック両方に精通した演奏者がその力を存分に生かせればと思い、この曲を仕上げました。 この曲は、2006年に金管アンサンブル「Brass Concept」のために書かれた「Cross-Section View」を、 2014年、ホルン奏者・林育宏氏の依頼により、スイングジャズ風のドラムパーカッションを加える形で新しい形へとリメイクしたものです。
(三浦秀秋)
編成:混合 - 8重奏
- Trumpet 1
- Trumpet 2
- Horn 1
- Horn 2
- Trombone 1
- Trombone 2
- Tuba
- Percussion (Drums)
三浦秀秋 (Hideaki Miura)
1982年生まれ。東京都在住。中学・高校と吹奏楽部でトロンボーンを吹く傍ら作編曲に興味を持ち、次第にそちらの世界に踏み込むようになる。高校卒業後、専門学校東京ミュージック&メディアアーツ尚美に入学し、作曲を川崎絵都夫、松尾祐孝の両氏に、ポピュラー・ジャズ理論を篠崎秀樹氏に師事。
2004年3月、同校を卒業。現在オーケストラ、ミュージカル、演劇、各種商業音楽のアレンジを中心に、吹奏楽やアンサンブルの作編曲など幅広く活動する一方、洗足学園音楽大学にて新しい形態のオーケストラ・アンサンブル、「アンサンブル・ヌーボー」の研究・開発に携わっている。
最近の目立った仕事としては、京都市交響楽団と大黒摩季、中孝介によるオーケストラコンサートアレンジや、ヤマハ「ニューサウンズ・イン・ブラス」アレンジなど。
2003年、日本現代音楽協会「コントラバス・フェスタ」に公募入選、出品。2004-5年21世紀の吹奏楽「響宴」に入選、出品。