商品紹介
『季節は秋のはじめ。収穫を間近に控えた稲は、穂を黄金に輝かせ、その時を今か今かと待ちわびている。肌に当たる、少し冷たい風。夏も終わり、少しばかり寂しさを感じる。そこへやって来る燕。黄金の大地の上を颯爽と飛び回る。軽やかに飛び回るその姿は、華麗であり、またとても美しい。』
曲は2楽章構成である。
第1楽章は秋の稲穂を描写し、第2楽章ではその上を飛び回る燕を描写した。
Adagioである第1楽章「黄金の稲穂」は、全体の中でのプロローグの役割を果たし、Allegro con brioである第2楽章「飛びゆく燕(つばめ)」が本編にあたる。
第1楽章は3部形式、第2楽章はソナタ形式で構成されている。
第1楽章と第2楽章の対比をはっきりと出した上で、第2楽章では疾走感を出せるとより良いでしょう。
稲穂ゆくもの - クラリネット四重奏のための Swallows Over a Rice Field - for Clarinet Quartet 作曲:葛西竜之介 (Ryunosuke Kasai) |
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編成:クラリネット - 4重奏
- Bb Clarinet 1
- Bb Clarinet 2
- Bb Clarinet 3
- Bass Clarinet