キューバ生まれで、自らの楽団を率いてメキシコ~アメリカで活躍した「ペレス・プラード(Perez Prado)」のヒット曲より、「マンボNo.5(Mambo No. 5)」「テキーラ(Tequila)」「エル・マンボ(Que Rico El Mambo)」の3曲をメドレーにしました。「マンボ(Mambo)」という名称は、1938年にキューバの「ダンソン(Danz n)」というリズムで作られた楽曲のタイトルに由来します。「ダンソン」はパーカッション、ベースなどのリズムセクションの他、フルート、ヴァイオリン、チェロの編成でしたが、1940年代の後半にペレス・プラードがビッグバンド編成で演奏して世界的に知られるようになりました。
1曲目「マンボNo.5」の前奏後には、原曲では有名な「アーーー、ウッ!」の掛け声が入りますが、楽譜上には表記していません。原曲などの音源を参考に入れてみてください。[E]の歌詞の付いているパートは皆で歌いましょう。小音符以外の木管楽器は歌のガイドとして演奏してください。2曲目「テキーラ」の[J][L]の2拍前からメロディが3連符表記になっていますが、ここからリズムが4ビートのスウィング(Swing)になります。その後、テーマに戻る直前に「テキーラ!」の掛け声がありますので、元気よく叫びましょう。[M]はドラム(またはパーカッション)ソロです。ソロの繰り返しは4回(4x)が基本ですが、自由な回数(Open)繰り返しても構いません。何人かで交互に演奏しても良いでしょう。なお、ソロは楽譜通りではなく自由に演奏してください。ソロをしない場合は[M]をカットして[N]に飛んでください。3曲目「エル・マンボ」の[T]のフルートとクラリネット1&2、[L]のクラリネットは、原曲のピアノのパターンを振り分けていますので、音の長さやタイミングを揃えましょう。
パーカッションはパートが多いですが、スコアの上のパートから優先してください。ギロ、クラベスは省略しても構いません。
1960年山口県生まれ。小学校の金管バンドでトランペット/ユーフォニアムを、中学・高校の吹奏楽部でクラリネットを担当。武蔵野音楽大学卒業。卒業後はマルチリード、キーボード奏者、作編曲家として、ミュージカルの公演、コンサート、レコーディングに参加。吹奏楽や管楽器のための作編曲も多く、ポップスを中心に、ヤマハ・ミュージック・メディア、ブレーン、ウィンズスコア、イースター音楽出版、フォスターミュージック、ミュージック・エイトからの出版をはじめ、レコーディング、コンクール、コンサート、映画のための作編曲作品多数。
第14回21世紀の吹奏楽"饗宴"入選。クラリネットを千葉国夫、村井祐児、柏野晋吾、西村一の各氏に師事。作曲は池田一秀、池田悟の各氏に師事したものの、ほぼ独学。江古田楽器祭総合プロデューサー。
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