1915年に作曲されたもので、もともとはピアノの小品6曲からなる組曲であるが、管弦楽をはじめさまざまな演奏形態で演奏されている。
バルトークの作品の中でも、最も有名で演奏される機会が多い作品である。
彼が23歳の時にはじめてハンガリーの音楽に触れて以来、その魅力に取り憑かれ、ハンガリーの作曲家コダーイらとともに民族音楽の調査研究にも力を注いだ。そして、ルーマニアの各地に赴いて、農民たちと生活をともにし、その中で演奏される生きた民謡を採譜し編さん、作曲したものである。
●演奏のアドバイス
曲中にはバグパイプのような民俗楽器で演奏されるであろう部分があったり、独特な和音であったりと、言い方は悪いですが「土臭い」部分や素朴さが感じられると思います。
またsfやアクセント、テヌートなど、独特なリズムを意識して演奏することで、曲がさらに活き活きとしてくると思います。
それぞれの曲は短いですが、曲調の違いを十分に楽しんで演奏してください。
神奈川県平塚市出身。
日本福祉大学社会福祉学部卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美管弦打楽器学科アカデミーコース卒業、同コンセルヴァトアールディプロマ科修了。
第11回ブルグハルト国際音楽コンクール室内楽部門入選。
福祉業界からサキソフォニストへと転身する異色の経歴を持つ。尚美学園在学中よりアンサンブル活動を精力的に行い、現在ではソロや室内楽を中心に演奏活動やイベントなどに参加。また中学・高校での指導や個人レッスンにあたる一方で、福祉業界で働いていた経験を活かし、さまざまなボランティア演奏なども精力的に行っている。
アレンジャーとしても活躍し、編成を問わず数多くの編曲を行い、自身の所属しているD-SAXでは国内外で演奏され、2012年にはフランスへ渡り、パリ・エピナルでの公演を行い、いずれも好評を博す。またアーティストのコーラスとしても活動しライブも多数。テレビやラジオ出演、ライブ、レコーディングなど、メディアへの出演も多数。
サックスカルテット「JG」では、NHKラジオ第1放送 新日曜名作座「料理人季蔵捕物控」劇中伴奏を担当。アルバム「genic1」「genic2」ともにフォンテック(株)より発売。
その他、D-SAX、TRIO TIERRA、Ensemble Allegroに所属。
サクソフォンを新井靖志氏に、室内楽を中村均一氏、服部吉之・服部真理子夫妻、指揮法を戸田顕、塩谷晋平の両氏に師事。
Yanagisawa・BREATHTAKING・Legere REEDs アーティストを務める。
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