ラジオドラマ「リンゴ園の少女」の挿入歌として1952年に作曲され、美空ひばり主演で映画化された際にも主題歌として使用されました。
[A]からは、基本的に主旋律パートはイーブン、伴奏・オブリガード系パートはシャッフルになっています。
シャッフルはなるべく3連符に近づけ、ゆったり朴訥(ぼくとつ)とした望郷の思いを表現してみましょう。
[B][F]のソロパートは、できる限り歌いまわして、レガートなモルト・エスプレッシボに挑戦してみてください。
[F]のあと、エンディングパターンを2種用意しました。
[G]への分岐は[歌伴エンディング]で、比較的ノーマルな静かなエンディングです。
[I}への分岐は[劇伴エンディング]で、美空ひばりさんがお芝居などで使用していた蔵出しの書下ろしパターンです。
殺陣(タテ)などを交えながらの舞台を覚えている方も多いのではないでしょうか。
※[劇伴エンディング]の場合、Hr,Tp,Tbnに Divisi があり、Drums,Electric Bass を使用します。
1959年生まれ、音楽は父親である米山正夫(昭和の作曲家)より手ほどきを受ける。
小学校よりクラシックギターを始め、フラメンコ、タンゴなどの演奏へ幅を広げ、南米の音楽を得意としている。
吹奏楽分野ではユーフォニウム、ギター、ベース、コントラバス等を演奏。
現在はオリジナル作品の作曲・アレンジ作品の受注製作、各種レコード音源の作成、ギター教育、歌唱教育などを行う。
どんなジャンルでも書けるクリエイターを目指しており、演歌・歌謡曲からクラシック、ラテンまで幅広く対応している。
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