この「道化師の踊り」は、チェコの作曲家B.スメタナが作曲した歌劇「売られた花嫁」の第三幕で、街にサーカス団(旅芸人)がやってくる場面で流れる曲です。次から次と技が繰り広げられるサーカスのように、とても変化に富んでスピード感のある曲想になっています。編曲については、クラリネットで演奏しやすいように移調した以外は、原曲どおりの印象となるようにしました。
推奨する編成は、次の六重奏です。
Clarinet in E♭ / Clarinet in B♭×3 (2nd,3rd,4th) / Alto Clarinet in E♭ / Bass Clarinet in B♭
Clarinet in E♭とAlto Clarinetは、それぞれClarinet(1st,5th)に置き換えて演奏できます。ただし、全体の音域の拡がりや後半の運指を考慮すると、推奨編成の方が好ましいです。また、Alto Clarinet(5th Clarinet)のパートはカットして五重奏で演奏することもできます。その場合は、一部のパートにあるオプションの音符を演奏してください。16分音符の速いフレーズに気を取られがちですが、様々な異なるフレーズが代わる代わる現れて、その変化がとても面白い曲です。(急に音がなくなる場所も!)その変化を楽しむように演奏できたら素敵だと思います。
この編曲は、クラリネットアンサンブルカンパニー響屋(北海道旭川市)のために作成し、第60回旭川吹奏楽祭(2024年6月)で初演したものを改訂したものです。
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