（2025/10/16発売）ペルソナ・ノン・グラータ：樽屋雅徳 [吹奏楽大編成-レンタル譜]

ペルソナ・ノン・グラータ

この曲は、杉原千畝が第二次世界大戦中に多くのユダヤ人を救った「命のビザ」をテーマにしています。冒頭PianoとFluteによって奏でられる穏やかなメロディーは、曲中にも様々な表情で現れ、時折激しい部分もあり、彼の人生と挑戦を象徴しています。特にクライマックスでは全楽器が一体となり彼の功績を讃えます。

この作品は、彼の人生の重要な瞬間を音楽で表現し、聴衆に深い感動を与えるとともに、彼の精神を継承することを目的としています。音楽を通して彼の記憶を次世代に伝える役割を果たせればと思い作曲しました。（樽屋雅徳）

仕様

スタディスコア/セット・版違いなど

【スコア】 （2025/10/16発売）ペルソナ・ノン・グラータ：樽屋雅徳 [吹奏楽スコア]

楽器編成

主要ソロ：Flute, Oboe, Soprano Saxophone

トランペット最高音：High C (opt. G)

樽屋雅徳(Masanori Taruya)

1978年千葉県銚子市生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。佐藤博、宮本良樹各氏に師事。

フランスで吹奏楽曲「Ardent Overture」を出版。代表作として「絵のない絵本」「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ラザロの復活」「マードックからの最後の手紙」などがある。

全国の吹奏楽団やマーチングバンドからの委嘱も数多く、その作品の多くが国内外問わず広く演奏され、日本でもっとも人気のある作曲家のひとりである。また、作曲・編曲の傍ら、吹奏楽指導やコンクール等の審査員、執筆活動などでも多くの成果を挙げている。

2004年～2018年まで銚子市立銚子高等学校の音楽監督を務めマーチングコンテストで全国大会へ、吹奏楽コンクールでは東関東大会、東日本大会へと導く。

現在はベルモンテウィンドオーケストラの指揮者・音楽監督を務め、指導者としても高い評価を受けている。

修正情報

PERSONA NON GRATA

This piece is themed on the "Visas for Life" issued by Chiune Sugihara, who saved many Jewish people during World War II. The gentle melody played by the piano and flute at the beginning appears throughout the piece in various forms, sometimes with intense passages that symbolize Sugihara’s life and the challenges he faced. Especially in the climax, all instruments come together to celebrate his achievements.

This work expresses important moments in his life through music, aiming not only to deeply move the audience but also to carry on his spirit. I composed this piece with the hope that, through music, his memory can be passed on to future generations.

Specifications