冒頭部分、ソプラノは情感を込めて歌いあげてください。テンポルバートにするのも良いかと思いますが、アルト、テナー、バリトンは、音符の変わり目を揃えるように、そして音程に注意して美しいハーモニーを奏でてください。[A]セクションからテンポを上げて演奏します。[E]セクションの手前の部分(小節番号56)は、ソプラノがアルトの主旋律の上を奏でるハーモニーになりますが、主旋律がはっきり聴こえるように強弱のバランスに注意してください。曲のサビにあたる[E]セクションと[I]セクションはソプラノが主旋律となります。所々アルトが上のハーモニーを奏でますので、ここも主旋律より大きくならないように注意してください。[H]セクションの冒頭2小節は、ソプラノ、アルト、バリトンの3人がタイミングとそれぞれの音符の長さを揃えて演奏してください。楽譜の一番最後の音も4人でタイミングと長さを揃えるように心掛けてください。またバリトンは[A]セクション以降、曲の最後までテンポが揺れないように、そして歯切れよく演奏してください。
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