冒頭は、サビの音形による導入部分です。Aの4小節目までは、あまり歌い過ぎないように、またテンポも遅くなりすぎないように注意してください。Aの5小節目から7小節目のfに向って盛り上げます。Bの1小節前のHr.のフレーズ、頑張ってください。Bからはこの曲本来のイントロです。ここからは跳ねて(スウィング)演奏してください。Bの前のフェルマータは、一度切ったほうがメリハリがつくかも知れません。
Cからの木管+Euph.のメロディは、スラーがかかっていますが、流れてしまわないように、リズムを感じて演奏しましょう。DからTrp.にCup Muteの指定があります。ダイナミクスはmfですが、Cupの響きが聞えるよう、少し大きめの音量で演奏してください。EからのB. Sax.は、単独で動いていますので、ソロのつもりで、思いっきり「ブリッ」と鳴らしてください。Eの対旋律(木管、Hr.)は、Trb.+Euph.のメロディを消してしまわないよう、バランスに気をつけてください。
Gはビックバンド風の間奏です。サックス・ソリの部分は、ベンド(しゃくる)や、ゴーストノート(音を飲む)などを入れると、より雰囲気が出るでしょう。Hの3小節前の全音符についているLong Fallは、1~2拍目から音符いっぱいにかけてのグリスダウンです。Hは、2種類のHand Clapでリズムを作っています。演奏会では、お客さんを2つに分けて手をたたいてもらうなど、工夫してください。繰り返しの回数も増やして構いません。Jから転調し、サビを繰り返した後、エンディング(L)です。楽器が徐々に減って行き、フェードアウトの様になっています。実際は、ppまで小さくしたほうが面白いでしょう。そして、最後のffの一発、バッチリ決めましょう!
1960年山口県生まれ。小学校の金管バンドでトランペット/ユーフォニアムを、中学・高校の吹奏楽部でクラリネットを担当。武蔵野音楽大学卒業。卒業後はマルチリード、キーボード奏者、作編曲家として、ミュージカルの公演、コンサート、レコーディングに参加。吹奏楽や管楽器のための作編曲も多く、ポップスを中心に、ヤマハ・ミュージック・メディア、ブレーン、ウィンズスコア、イースター音楽出版、フォスターミュージック、ミュージック・エイトからの出版をはじめ、レコーディング、コンクール、コンサート、映画のための作編曲作品多数。
第14回21世紀の吹奏楽"饗宴"入選。クラリネットを千葉国夫、村井祐児、柏野晋吾、西村一の各氏に師事。作曲は池田一秀、池田悟の各氏に師事したものの、ほぼ独学。江古田楽器祭総合プロデューサー。
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