「はたらくくるま」は、さまざまな職業車両を紹介する楽しい童謡です。消防車、救急車、パトカー、バスなど、日常生活で目にする身近な車両が次々と登場し、子どもたちの興味を引きつけながら、それぞれの役割や種類について自然に学ぶことができる、教育的な要素を備えた楽曲となっています。
本楽曲は、フジテレビの子ども向けテレビ番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナルナンバーとして制作され、「はたらくくるま」シリーズの第1作目にあたります。「はたらくくるま1」と表記されることもあり、1986年に、のこいのこ氏の歌唱によって発表されました。歌詞は3番まで構成されており、各番で4種類、合計12種類の働く車が紹介されています。その後、同一のメロディーに異なる歌詞を乗せた続編として、「はたらくくるま2」(1987年・歌:子門真人)、「はたらくくるま3」(1991年・歌:窓花さなえ)が発表され、シリーズとして親しまれてきました。
本版は、保育園や幼稚園での訪問演奏を中心に沖縄県で活動しているファミリー吹奏楽団「ビビデバビデブー」様のご依頼により制作いたしました。実際の演奏では、聴いている園児たちが大いに盛り上がり、演奏する側も楽しみながら一体感をもって表現できたと話を聞かせてくださいました。
編曲にあたっては、できる限り演奏技術が過度に難しくならないよう配慮し、幅広い編成・レベルのバンドで楽しんで演奏していただけるよう工夫いたしました。ボーカルが入らない場合は、音符が小さくなっている部分は演奏しなくても演奏できるように編曲しています。全国の吹奏楽団の皆様が、この往年の名曲を演奏し、聴く人とともに素晴らしい時間を共有していただけることを願っております。
最後に、本作品の制作にあたり委嘱してくださったファミリー吹奏楽団「ビビデバビデブー」様に、心より感謝申し上げます。