Satellite（サテライト）～遠く離れた友へ：福島弘和 [木管3重奏]

Satellite（サテライト）～遠く離れた友へ

東日本大震災の影響で離ればなれになった仲間へのメッセージを表す作品。冒頭の長2度上行する主題は、「遠く離れた友に」想いを届ける。

2011年に福島県立原町高校吹奏楽部の委嘱で作曲しました。元々の編成は2B♭Cl., Bass Cl., Bsn., Perc.の混合五重奏でしたが、2015年にFl., B♭Cl., A.Sax.の三重奏版に編曲しました。

題名の「Satellite」とは「衛星」と言う意味ですが、2011年の東日本大震災の原発の影響で、本校舎での授業ができなくなってしまい、「衛星校、サテライト校」として他の地区の学校の校舎を間借りして授業や学校生活をすることになった事を差しています。

幾つかのサテライト校に散ってしまい、一緒に部活動できなくなってしまった、遠く離れた友を思い、仲間に向けてのメッセージを音に乗せるイメージで演奏してください。冒頭の長2度上行する主題は「遠く離れた友に」届く様なイメージで作りました。(福島弘和)

仕様

関連商品

【CD】WIND TRIO WORKS ：さまざまな演奏者による [アンサンブルCD]

楽器編成

福島弘和(Hirokazu Fukushima)

東京音楽大学器楽科卒業、同大学研究科修了。オーボエを浜道晁、作曲を有馬礼子の各氏に師事する。

現在、オーケストラ、吹奏楽を中心に作曲活動をする。1998年「稲穂の波」、2000年「道祖神の詩」が全日本吹奏楽連盟の課題曲として採用。2019年には同連盟からの委嘱課題曲として行進曲「春」を作曲。1999年に朝日作曲賞（一般社団法人全日本吹奏楽連盟）、2007,’12.’13.’15.’19年に下谷奨励賞（公益社団法人日本吹奏楽指導者協会）、2010年に日本管打・吹奏楽アカデミー賞（作・編曲部門）の各賞を受賞。2001年国民文化祭や、2008年全国高等学校総合文化祭の創作音楽を担当。

21世紀の吹奏楽“響宴”会員。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。

主な作品:交響曲ト調、シンフォニエッタ、同第2番「祈りの鐘」、同第3番「響きの森」、ラッキードラゴン 第五福竜丸の記憶、

百年祭、協奏曲、語りと音楽の作品、など多数

修正情報

：Composer: Hirokazu FUKUSHIMA

Specifications

For foreign customers,

You can now purchase from overseas via WorldShopping BIZ.

Study scores, ensembles, and CDs can be ordered directly from our website.

Rental sheet music and some other items are not covered by this cart system, so please contact us by email.

Information