原曲《愁陽の路》(ブレーンミュージック出版譜)はスクールバンドサポーターの田川伸一郎先生のご依頼で作曲した吹奏楽のためのコラール・エチュードでした。
吹奏楽版は田川先生の客演指揮、千葉県立船橋東高等学校吹奏楽部によって2015年3月に世界初演され、同年5月に静岡県浜松市において開催された第46回日本吹奏楽指導者クリニックでも早速、新譜として再演・紹介されることになりました。
浜松で田川先生とお会いした時に「この曲はサクソフォーン四重奏でもきっと素敵な音楽になりますよ」というお言葉を頂き改編したのが本作品です。
その会話をたまたま聞かれていたサクソフォーン奏者の浅利真さんがお声をかけてくださり、2015年6月に開催された彼の所属するヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテットのリサイタルのアンコールとして初演。
歌心の養える温かい作品ですので、幅広い団体に親しんで頂きたく思っています。 (八木澤教司)
兵庫県西宮市在住。武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなる。
2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ抜擢された。その他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では「輝きの海へ」が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に亘る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。
合唱曲として手がけた「あすという日が」は、希望の歌、東日本大震災復興シンボル曲と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞 作・編曲部門(2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。
2020年度より関東から関西に拠点を移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・音楽理論・吹奏楽の指導にあたる。
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