ジュゼッペ・ヴェルディ(1813 1901)による、1857 58年にかけて作られたオペラ作品です。
実在のスウェーデン王族を題材としていたため当時の検閲にひっかかり、ヴェルディによる音楽以外の要素(作品の舞台や登場人物など)にいくつかの変更がなされました。
こうして1859年にようやく初演され、人々に熱狂的に受け入れられました。
非常に完成度が高く美しい音楽の中から、第2幕の前奏曲・第1幕より占い師ウルリカが水夫の手相を見ている場面・第1幕終盤の合唱部分の3か所を取り上げて、クラリネット四重奏のために編曲しました。
適切なテンポを守り、4人の間で音量や音色のイメージを共有し合って演奏しましょう。
埼玉県立川越南高等学校吹奏楽部のメンバーにより、2016年度アンサンブル・コンテスト予選で初演されました。(山里佐和子)
兵庫県生まれ。宮城県、千葉県で幼少時代を過ごす。
県立岡山城東高等学校普通科音楽コース、国立音楽大学器楽学科卒業。
音楽出版社のアシスタント公募の通過をきっかけに、アレンジャーとして活動を開始。
学生時代の師である三浦徹氏の委嘱による、「民謡ファンタジー」(ユーフォニアムと吹奏楽のための、2004年)の発表以降は作曲活動も展開している。
2006年春より1年間、東京ミュージック・メディアアーツ尚美の科目履修生としてレッスン・講義を受講し、研鑽を積む。
作曲を菊池幸夫氏に師事。
アマチュア・学生の演奏者を対象としたものから著名な演奏家・演奏団体による委嘱作品まで、作編曲作品は幅広く演奏・出版されている。