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- > [クラリネット8重奏] 「セントポール組曲」 I.ジーグ II.オスティナート (ホルスト, G / arr. 高田利英)
商品紹介
「セントポール組曲」 I.ジーグ II.オスティナート St.Paul's Suite I. Jig II. Ostinato 作曲: グスターヴ・ホルスト (Gustav Holst)編曲: 高田利英 (Toshihide Takada) |
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ホルストは王立音楽院を卒業した後、ロンドン近郊のセント・ポール女学校の教職に就きます。この曲は、1913 年に防音装置を完備した専用の部屋を与えられた事に感謝して作曲されました。第1 楽章ジーグ(Jig)、第2 楽章オスティナート(Ostinato)、第3楽章 間奏曲(Intermezzo)、第4 楽章フィナーレ(Finale "The Dargason") の4 曲から成っています。
第1楽章ジーグ(Jig)
「ジーグ(Jig)」は16世紀(ルネサンス期)のイギリスで流行した陽気で活発な舞曲の名前で、その後バロック時代の組曲中の楽章として多く用いられた「ジーグ(Gigue)」の原型となりました。
第2楽章オスティナート(Ostinato)
「オスティナート」とは、同じ音型を絶えず繰返す作曲技法のことで、この曲では冒頭で2ndと3rdが交互に繰返す「D-C-Bb-C(実音)」という8分音符の音型がそれにあたります。
3/4拍子で始まり途中2/4拍子を挟んで3/4拍子に戻りますが、オスティナートの動きは常に一定になるようにしましょう。どのパートも楽譜はさほど難しくはありませんので、オスティナートにのって展開するメロディやリズムの変化を楽しんでください。(高田利英)
編成:クラリネット - 8重奏
- Eb Clarinet
- Bb Clarinet 1
- Bb Clarinet 2
- Bb Clarinet 3
- Bb Clarinet 4
- Basset-Horn (or Alto Clarinet / Bb Clarinet 5 )
- Bass Clarinet
- Contrabass Clarinet (or Contralto Clarinet)
編成・カットなどの変更が生じる際は、編曲利用申請書をご提出ください。
編曲利用申請に関する注意事項
アーティスト情報
編曲:高田利英 (Toshihide Takada)
静岡県浜松市出身。国立沼津工業高等専門学校電気工学科卒業。その後吹奏楽指導者を志し、専門学校東京コンセルヴァトアール尚美(現・尚美ミュージックカレッジ専門学校)研究コース修了。
吹奏楽指導法を小澤俊朗、近藤久敦、鈴木孝佳、佐藤正人、クラリネットを高橋知己、秦中司朗の各氏に師事。
東京ミュージック&メディアアーツ尚美管弦打楽器学科専任助手を経て、現在は東京藝術大学管弦楽研究部(藝大フィルハーモニア)のインスペクターを務めるほか、吹奏楽やアマチュアオーケストラのトレーナーとして指導にもあたる。富士通沼津吹奏楽団音楽監督、沼津高専吹奏楽団常任指揮者。