クラリネット8重奏(クワイアー)に編曲するにあたって、調を全音(長二度)下げました。理由としては、[1]原曲ではC管クラリネットが使われており、Bb管に移調する事によるソロの音域(運指)の変化を避ける、[2]冒頭部分の調号を減らす(原調だと#6個!)、の2つが挙げられます。当然ながら、後半の早い部分の運指も楽になっています。
この楽譜はクワイアーとしての使用も想定しており、各パートを複数で演奏する時のために「Solo」「Tutti」の指示を入れています。オプションのコントラバス(弦バス)は、一緒に演奏しても良いですし、コントラアルトクラリネットがない場合はコントラバスだけでも大丈夫です。また、スコアにはありませんが、バセットホルンのパート譜も入れてあります。内容はアルトクラリネットと同じですので、一緒に演奏することも可能です。
1960年山口県生まれ。小学校の金管バンドでトランペット/ユーフォニアムを、中学・高校の吹奏楽部でクラリネットを担当。武蔵野音楽大学卒業。卒業後はマルチリード、キーボード奏者、作編曲家として、ミュージカルの公演、コンサート、レコーディングに参加。吹奏楽や管楽器のための作編曲も多く、ポップスを中心に、ヤマハ・ミュージック・メディア、ブレーン、ウィンズスコア、イースター音楽出版、フォスターミュージック、ミュージック・エイトからの出版をはじめ、レコーディング、コンクール、コンサート、映画のための作編曲作品多数。
第14回21世紀の吹奏楽"饗宴"入選。クラリネットを千葉国夫、村井祐児、柏野晋吾、西村一の各氏に師事。作曲は池田一秀、池田悟の各氏に師事したものの、ほぼ独学。江古田楽器祭総合プロデューサー。
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